医療用・食品用シリコーンゴムのメーカー【RikenTechnology(Thailand)】

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医療用ゴム製品および工業用ゴム製品の成型工場【RikenTechnology(Thailand)】
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24時間稼働達成

投稿日時 2017/06/01 19:38

 2013年の稼働開始から、24時間稼働は一つの目標でありました。お客様の生産が好調なことも追い風となり、工業用の黒ゴム、食品・医療用の白ゴムともに24時間稼働となりました。


ショーウィンドウにも彩りが
ショーウィンドウにも彩りが

 2017年の現在まで4年が経過しましたが、その間には減産による生産調整もあり、クリーンルームもほんの少しの生産での稼働開始までに2年近くかかりました。ホームページからの問合せも閑古鳥な日々が続きました。
 しかし、現在はごひいきにして下さるお客様や、忍耐強く辛抱してくれた役員会のおかげでフル稼働となりました。


金型検査
金型検査

 本日はお客様からの金型検査がありました。お客様も弊社の生産環境や品質をご覧になって満足されていたように思いますが、まだまだ改善すべき点は残されています。


 
 
 

 24時間稼働に伴い、残業や休日出勤の割合が増えてきています。安全には万全の備えをしたうえで、お客様への供給責任を果たすように努めてまいります。

このページを書いた人

RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

HPのKAIZEN活動に毎日邁進するゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

日本出張

投稿日時 2017/05/29 18:38

 久々の更新となりました。先週は日本出張でした。
 普段お世話になっているお客様へのご挨拶、そして親会社で技術を学んできました。


 親会社の関西理研ゴムではクリーンルーム(10k)があり、清浄度の高い環境でシリコーンゴムの成型を行っています。RikenTechnology(Thailand)でも同様のクリーンルームがありますが、随所にKAIZENが見られ本社の方が一歩先へ行っています。
 長年勤めている現場の皆さんの技術力、そして営業努力により生産は好調のようです。



 普段メールのみでのやり取りとなる日本のお客様のところにお邪魔し、Face to Faceで生産状況の報告や今後の改善点に関するご相談等を行ってまいりました。
 世の中技術が進歩し、異国にいながらにしてタイ工場の様子をタブレット端末からライブで見られるようになっています。元は危険作業防止の為に導入した防犯カメラですが、お客様のところで便利にはたらく優秀な営業ツールとなっています。

次回予告

【祝・24時間稼働達成!】
5月、6月と全設備フル稼働を達成する見通しです。

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General Manager Mr. Sawase

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ソンクラーン明け

投稿日時 2017/04/28 16:31
条件出し
条件出し

 新製品のシリコーンゴム部品の量産品立ち上げで、クリーンルームは大変慌ただしい状態です。
 新規の製品が2点、マイナーチェンジが1点です。本社からの応援もあり、無事条件出しが出来ました。

 グロメットや防振ゴムなど工業用ゴムの需要増も重なり、オフィス・現場ともにすべての部署がフル稼働しています。
 従業員にはフルで残業をしてもらっていますが、体調を崩してしまっては元も子もありません。フル稼働も体調管理に気を配りながらでなければいけませんね。

 10kクラスのクリーンルームシリコーンゴムを成型している工場はそう多くありません。最近ようやく様々なお客様に認知いただき、お問合せがいただけるようになりました。


ソンクラーン前の大掃除
ソンクラーン前の大掃除

 クリーンルームだけでなく、工場全体をキレイに保つよう心掛けています。タイではお掃除さんに任せきりの工場も多いですが、RIKENでは全従業員で掃除を行っています。
 掃除の内容についても従業員が自分達で考え、人員を配置して行っています。
 工場にいらしたすべてのお客様から「キレイな工場ですね」と言っていただけるよう、従業員一同精進します。

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シリコーンゴム新製品立ち上げ

投稿日時 2017/04/12 19:27
サプライヤー様との共同検証
サプライヤー様との共同検証

 おかげさまで4月と5月は新製品の立ち上げが3点あります。今回ご紹介するのは水筒の内側に使用される特殊な形状のシリコーンゴムのパッキンです。
 ゴムの型物製品は何と言っても金型が命!金型の検収、初物検査、表面処理等すべての工程を各サプライヤー様のもとで自身の目で見るようにしています。

 手間も人件費もかかりますが、後々に問題が起こった場合に修正に走り回る労力とは比べればたいしたことはありません。弊社もサプライヤー様もお互いに納得したうえで次のステップに進みたいのです。


特殊なブラストにチャレンジ
特殊なブラストにチャレンジ

 今回はチャチュンサオ県にあるテイクロ様にお伺いしてきました。表面処理のエキスパートとして業界でも最先端の技術と検証能力を持ち、各車メーカーとの直取引を長く続けています。
 通常のサンドブラストではなく、バリ溝の部分を傷めない特殊なメディアでのブラストにチャレンジしました。

検証アンド検証!
検証アンド検証!

 ブラスト具合を拡大鏡で確認。マシニングセンターによる若干のカエリが除去され、よりシャープなバリ溝に仕上がっていました。さすがテイクロ様!
 金型を見てからわずか5分程度の社内検証で、弊社の要望を見事に実現していただきました。中村社長の熟練の技術には脱帽です。


金型の取り付け
金型の取り付け

 [お客様の図面⇒平岡タイランド様での金型作成⇒テイクロ様での表面処理]とバトンはつながり、弊社RIKENまでたどり着きました。ここから先はゴム成型メーカーの腕の見せ所です。
 工場で準備していたスタッフにより、到着した金型はすぐにプレス機に取り付けられます。ここまでの工程をミスなく乗り越え、初物(T.1)を一日でも早く届けることが、第一のミッションです。

 試作の出来はすこぶる良好、いつもながら餅屋の餅はさすがです。今回のT.1はしっかりこなすことができましたが、この先のT.2や量産開始に向けて、さらなる流動の解析などRIKEN社内でまだまだ改善できる部分があります。
 お客様に満足していただいたのちも、品質の安定・事故の未然防止・材料の無駄削減等さまざまな課題があります。三方良しを実現する真の完成形に、残された期間でどれだけ近づけられるかが勝負です。

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ドライアイスブラスト

投稿日時 2017/03/24 18:36
ドライアイスブラスト
ドライアイスブラスト

 本日は最近流行の兆しが見られる「ドライアイスブラスト」を試してみました。
 トライにご協力いただきましたS社様、ありがとうございました。個人的な感想ですが、特徴としては以下のようになるでしょうか。

長所:
・金型を降ろすことなくその場で作業できる。
⇒メンテナンス時間の短縮

・処理後は気化するため、他のブラストのように入り組んだキャビティにメディアが残ることがない。
⇒洗浄後はすぐに量産に移れる。※樹脂やガラス等のブラストの場合、念のため不要なシリコーンゴムでキャビティを洗ってから量産を再開します。

・金型の表面を傷つけず、マスキング不要で恐れず打てる。
⇒表面が意匠面の場合でも容易に洗浄できる。

短所:
・一般的な汚れは取ることができるが、強くこびりついた汚れや浸食したサビは落とすことができない。
・都度ドライアイスを入れて使用するため、ランニングコストがかかる。
初期投資コストがかかる。必須ではなく他の方法で代用が効くため、費用対効果が見えにくい。


 

ブラスト前
ブラスト前
ブラスト後
ブラスト後

クリーンルームの成型風景

投稿日時 2017/03/09 20:22

本日もクリーンルームシリコーンゴムを成型しています。
まずは真空自動プレス機、制御盤の点検から。

今日は新人スタッフの教育も行っています。


シリコーンゴム材料の裁断を行います。
ゴム材料の厚みは厳密には一定でなく、わずかの寸法の狂いがバリ厚や製品に影響を及ぼすことがあります。
細心の注意を払い裁断し、精密な重量計を使い均一な重量になるよう調整します。


金型の取り付けを行っています。
シリコーンゴム製品の99%は金型で決まる、と言われるほど大事なもの。
金型を制するものがゴムを制す!


金型上の各キャビティの検査をしています。
金型表面のほんのわずかな汚れや傷がゴム製品にとって命取りとなることがあります。
クリーンルーム内の専属QCスタッフが、常に監視を怠りません。


おかげさまでクリーンルームは好調に稼働しています。
シリコーンゴム部品のご用命は、是非RIKENまで!

日本からでもタイからでもどうぞ。

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サイトリニューアル開始します

投稿日時 2017/02/14 12:34

2017/2/14から3/14まで、サイトリニューアルを行います。
本サイトは社員のSawaseが仕事の合間に片手間で製作していますが、期待しているクオリティにはまったく届いていません。

ここはひとつ本腰を入れて、土台の部分を根本から考え直す必要があります。
初めてご覧いただく方、ゴムに関心のある方に対して有益な情報発信となっているかどうか、原点に還ります。

リニューアル期間中はCSSをいじるため、表示が不可解に崩れることがある等ご不便をおかけするかもしれませんが、生まれ変わったRIKENページを皆さんにお見せするつもりです。


構想としては、1ヶ月で以下の変更を行う予定です。

・クオリティの低いページ、コンテンツの削除もしくは改善
突貫工事で作ったページも多く、作り込みが充分でないコンテンツがあります。
例)FAQのページでは中学生の参考書のような一問一答形式になっており、それが一行で完結しています。一行で満足されないお客様も多いと思いますので、そういった閲覧者のためにマニアックに改変します。
対象:全ページ

・新コンテンツの作成
そのページがお客様や閲覧者の方のほうを本当に向いているのかどうかを改めて考え、新コンテンツを作ります。
どういった人がゴムを製作しているのか、その管理をしているのか、個人情報保護の観点は理解しつつも、ある程度の情報公開は必要と考えます。
⇒例)「サイト作成者や管理方法について」作成

本ページは新規のお取引先様だけでなくサプライヤーの方も閲覧されます。
⇒例)「サプライヤーの皆様へ」作成

・コンテンツの集約
大カテゴリをあまり増やさず、簡略化してサイトを見やすくします。2クリック以内に目的のページにたどり着けたらいいなと考えています。


 改装中はご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 2017/2/14 Sawase

社員研修:工場見学

投稿日時 2017/02/10 12:28
研修開始
研修開始

弊社の製品を実際にアッセンブリ現場で使用されているD社様の工場にお伺いしてきました。
建機に組みこまれる部品、CRやSBR等の工業用ゴムの研修です。
目的は、RIKENのリーダークラスやローカルスタッフ達が「自分達が毎日一体何の製品を生産しているのか」を理解すること。

ゴムがこんなところに!
ゴムがこんなところに!

RIKENが生産している部品は外側からはほぼ見ることができません。
建機の内部に組み込まれているため、メーカー様やアッセンブリ工場、修理屋さん、一部のマニアの方のみお目にかかることがあります。

工場管理のいろは教授
工場管理のいろは教授

工場管理の基本方針、コンセプト等も懇切丁寧に教えていただきました。

一日の生産数の確保のための適切なターゲット設定、モチベーションのキープ、不良品発生時の責任者の明確化、分かりやすい評価基準の設定、そしてそれらをすべて可視化する見える化。

リーダークラスの従業員は、部署内の一般スタッフをうまく配置し目標の数量・品質・納期を達成する必要がありますが、このあたりの考え方は非常に参考になったと思います。


部品活躍中その1
部品活躍中その1

【部品活躍中その1(CAP)】
ハーネスやワイヤーが通るときには必要な穴がありますが、使用しない場合は不要な穴となります。そのままにしておくと雨水や異物が機体内に侵入してしまう恐れがあるため、写真のようにゴムキャップでフタをするそうで、いわばゴール前の守護神です。

部品活躍中その2
部品活躍中その2

【部品活躍中その2(GROMMET)】
ルーフ部分の何かを立てているための土台として部品を支えています。


A. 部品が何に使われているか一切情報がないまま生産するスタッフ
B. 部品の使用用途、使用条件、材料の使用目的、等の生の情報をもとに生産するスタッフ

AB両者ではものづくりのモチベーション、品質意識、仕事のスピード等々大きく変わってくるのではないでしょうか。今回の工場見学で従業員は多くのことを学ばせていただきました。その学習を品質に昇華させ、よりよりRIKENの製品をお客様にお届けしたいと思います。

D社の皆様、また仲立ち下さったU社の皆様、お忙しいなかありがとうございました!

JOB CHANGE DAY

投稿日時 2017/02/07 10:33

本日も工場内ではコンプレッション成型をしております。

熱い金型、重い中板、ゴムからの立ち昇る蒸気、過酷な作業なので女性スタッフには難しい!

・・・のですが、


なんと今回は女性スタッフが作業を行っています!

普段仕上げと検査・梱包などの軽作業を行っている彼女達ですが、今回は「JOB CHANGE DAY」。男女が仕事を交替しています。



会社でも工場でも、互いの仕事を分かり合うのは大切なこと。
一日中工場内で働いていると、ついつい不満が出てしまうものです。

互いの仕事を実際に自身で行うことで身をもって相手の仕事を体感する、こういった体験があればお互いにより優しくなれるのではないでしょうか。

男性スタッフの仕事、女性スタッフの仕事、それぞれが大切な役割を担っています。
一方で仕事を責任とともに完全に仕切るのではなく、中間のグレーゾーンを設けたほうがスムーズに進むように思います。
・台車で製品を運搬中のスタッフがいればBOXを支えてあげる、ドアを開けてあげる
・金型交換中のスタッフがいれば手伝ってあげる
など、すべてのスタッフがグレーゾーンに積極的に相手を助けに行くようになれば、全員の負担を軽減しながら仕事の効率が上がるのでは、と考えたりしています。

シリコーンゴムの試作を極める

投稿日時 2017/01/23 15:30
1個から製作の試作品
1個から製作の試作品

新ページ、作成しました。

RIKENTECHNOLOGYはタイの工場ですが、日本からの試作依頼にお応えしています。
図面送付から最短6日でお届け!日本にあるゴムメーカーではなく弊社が選ばれる理由を、試作の現状を見ながら解説していきます。

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