医療用・食品用シリコーンゴムのメーカー【RikenTechnology(Thailand)】

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医療用ゴム製品および工業用ゴム製品の成型工場【RikenTechnology(Thailand)】
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お持込の金型
お持込の金型

今回はタイの会社のお客様より、金型の持込がありました。
クリーンルーム内成型をご希望ということで、一度RikenTechnology(Thailand)でチャレンジすることになりました。


金型取付
金型取付

470mm×470mm、盤面ギリギリの金型で取付にも工夫が必要です。
重量もかなりありますので、細心の注意を払いセッティングをします。


取付完了
取付完了

プレス機への取付に成功しましたので、次回は実際にシリコンゴム成型をしてみたいと思います。


硬質クロムメッキ

投稿日時 2014/12/24 12:58
メッキ前
メッキ前

CRゴムの塩素ガス等、金型は徐々に腐食していきます。
成型後数日で右写真のような赤サビがついてしまい、次の成型前にそれをガラスビーズで洗浄します。
しかしまた赤サビが発生しますので、徐々に表面が傷んでしまうのです。


メッキ後
メッキ後

そこで、表面に硬質クロムメッキを施します。
すると右写真のように表面がキレイにコーティングされます。

数ヵ月間一日中プレスし続けるような過酷な用途には、硬質クロムがピッタリです。

シリコンゴム試作―試作型

投稿日時 2014/12/03 19:15

 シリコンゴムの製品を作りたいけど、一気に量産に進むのは少し危険…

 そうお考えの皆様には1ヶ取試作型がお勧めです。
 低コストで金型を作り、実際に製品を見て寸法や形状を確認し、さらなる改善を検討しましょう!

 RIKENではお客様のご要望にお応えし、試作型によるサンプル成型品を最短6日で日本のお客様にお届けしています。
 シリコンゴム成型をお考えのお客様、試作型でサンプルを見てみませんか?

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試作を極める
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 シリコーンゴムの試作についての考察ページです。
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クリーンルーム
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 RIKENのクリーンルームについての紹介ページです。
 様々な一次情報をもとに、クリーンルーム内で製作されるゴム部品の現状をお伝えします。
 ゴム成型の分野では時代を先取りするクリーンルーム、ぜひご活用下さい。

タイ祝日(父の日)

投稿日時 2014/12/03 10:35
タイ国旗掲揚作業
タイ国旗掲揚作業

今週5日金曜日はタイの父の日です。
タイの父の日は国王誕生日で、国民の多くは当日黄色の衣服を着て喜びを表します。

アマタナコーン工業団地でも日系企業各社は父の日に合わせ、タイ国旗を門前に掲げます。

作業完了
作業完了

隣の工場の掲揚デザインと同じようにしてみました。
通りにズラッと並ぶとなかなか壮観です。

仮想ネットショップ開設

投稿日時 2014/10/22 12:58
仮想ネットショップ
画像クリックでジャンプします

シリコンゴム部品を閲覧できるバーチャルネットショップ【シリコンゴムショップ】開設いたしました。
RikenTechnology(Thailand)の製品のショウウィンドウとしてお使い下さい。

二次加硫にはご注意を

投稿日時 2014/10/02 20:10

シリコンゴムに限らずCR・SBR等のゴムでも生ゴムに加熱・加圧したのち、二次加硫(postcure)を行います。物性がよくなる、可塑剤等の余剰の成分を飛ばしブルームを飛ばす、等様々な効果があります。
シリコンゴムの二次加硫は一般的に200℃×4時間で行います。ブルームを飛ばすだけなら半時間もあれば十分です。

二次加硫が終わり、サイエンスオーブンの扉を開けると…

ボワッ!
(※作業者は十分な換気のもと、安全を確保し作業しています。)

取引先様からの視察

投稿日時 2014/09/30 12:01
打合せ風景1

お取引先様が弊社のご視察およびご相談にいらっしゃいました。
FDA認証、NSF登録について、シリコン材料関連のご質問を承りました。

打合せ風景

また最近他社シリコンゴム製品で頻発しているクレーム事例についてご相談いただき、弊社での対策案としてはどのような方法があるか等、技術的なご質問をいただきました。
このように直接打合せさせていただくことで問題点を浮き彫りにし、解決への道を探っていく。これも日系企業ならではのサポートと考えております。

クリーンルーム見学

また弊社のクリーンルーム(100kおよび10k)をご体感いただきました。
食品用ゴムはすべてクリーンルーム内ですべての工程を一貫して生産を行うというのが弊社のポリシーです。それはお客様はもちろん、その先のエンドユーザー様を大切にするのが食品関係に携わる会社の責務であるからです。

ゴムの価格競争力と耐候性

投稿日時 2014/09/27 10:15

汎用ゴムの性質は一長一短です。
NBRであれば耐油性はあるが耐候性に劣る。
CRは上記そこそこあるが価格が高く調達が困難。

お客様からの依頼で様々なゴムを仕入れることになりますが、今回のご依頼は
「できる限り安価でかつ耐候性を」。

この条件でゴム材料屋さんに練りを依頼し、社内でオゾンテストをしました。
すると…

このように亀裂がビッシリと走っていては、用途にもよりますがやめといたほうがよさそうですね。リトライです。

耐候性ゴムオゾン劣化試験

投稿日時 2014/05/26 11:21
耐候性ゴムオゾン試験結果
耐候性ゴムオゾン試験結果

耐候性(耐オゾン性)に優れたゴムの代表はEPDM、それ以外にもHNBR、シリコンゴム、CRなどがあります。

JIS規格(JIS-K 6259)では40±2℃、50±5pphmと設定されており、一般的に48時間の暴露で亀裂が入らなければ3-4年は持つと言われています。

今回の試験条件は、50℃、50pphm、140時間です。
24時間で2-3年、48時間で3-4年ですので、暴露時間の長さによって耐久年数の増加率が比例するとすれば、約10年は持つと考えられます。

試験結果:
EPDM 異常ナシ
HNBR 異常ナシ
シリコンゴム 異常ナシ
CR 異常ナシ

ということで、今回の4種類のゴムは規格値よりも大幅に耐候性があることがわかりました。

食品用シリコン臭気実験

投稿日時 2014/05/06 15:23
食品用シリコンゴム臭気実験
食品用シリコンゴム臭気実験

シリコンゴムには様々な原因により臭気が付着します。
特に用途が食品関係の場合、できる限り臭気は抑える必要があります。
シリコンの脱臭には色々な方法がありますが、今回は煮沸による脱臭実験をします。
左図は各材料の製品を煮沸時間別に分けたものです。

煮沸して臭いを確認、煮沸して臭いを比較…という非常に地味な作業です。
お客様のご要望に応えるためRikenTechnology社内で、すべてさせていただきます。

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