ゴムブログ
シリコンゴム試作その1(金型取付)
硬質クロムメッキ
シリコンゴム試作―試作型
シリコンゴムの製品を作りたいけど、一気に量産に進むのは少し危険…
そうお考えの皆様には1ヶ取試作型がお勧めです。
低コストで金型を作り、実際に製品を見て寸法や形状を確認し、さらなる改善を検討しましょう!
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シリコーンゴムの試作についての考察ページです。
金型メーカー、ゴム成型メーカー、ゴムコンパウンダ―、様々な視点からシリコーンゴム業界の試作について考察します。
品質・納期・試作費などでお悩みの方はこちらをご覧下さい。
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二次加硫にはご注意を
取引先様からの視察
お取引先様が弊社のご視察およびご相談にいらっしゃいました。
FDA認証、NSF登録について、シリコン材料関連のご質問を承りました。
また最近他社シリコンゴム製品で頻発しているクレーム事例についてご相談いただき、弊社での対策案としてはどのような方法があるか等、技術的なご質問をいただきました。
このように直接打合せさせていただくことで問題点を浮き彫りにし、解決への道を探っていく。これも日系企業ならではのサポートと考えております。
また弊社のクリーンルーム(100kおよび10k)をご体感いただきました。
食品用ゴムはすべてクリーンルーム内ですべての工程を一貫して生産を行うというのが弊社のポリシーです。それはお客様はもちろん、その先のエンドユーザー様を大切にするのが食品関係に携わる会社の責務であるからです。
ゴムの価格競争力と耐候性
耐候性ゴムオゾン劣化試験
耐候性(耐オゾン性)に優れたゴムの代表はEPDM、それ以外にもHNBR、シリコンゴム、CRなどがあります。
JIS規格(JIS-K 6259)では40±2℃、50±5pphmと設定されており、一般的に48時間の暴露で亀裂が入らなければ3-4年は持つと言われています。
今回の試験条件は、50℃、50pphm、140時間です。
24時間で2-3年、48時間で3-4年ですので、暴露時間の長さによって耐久年数の増加率が比例するとすれば、約10年は持つと考えられます。
試験結果:
EPDM 異常ナシ
HNBR 異常ナシ
シリコンゴム 異常ナシ
CR 異常ナシ
ということで、今回の4種類のゴムは規格値よりも大幅に耐候性があることがわかりました。