医療用・食品用シリコーンゴムのメーカー【RikenTechnology(Thailand)】

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医療用ゴム製品および工業用ゴム製品の成型工場【RikenTechnology(Thailand)】
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ゴムブログ

ゴムブログ再開します

投稿日時 2018/03/10 13:36

 ゴムブログ、再開いたします。
 サーバーとドメイン移転の問題で今後の運営をどうしようか考えているうちに長い時間が経ってしまいました。
 工場のほうは順調に改善活動が進み、特に最近では自主的にスタッフが改善案を提言してくれるようになりました。


 シリコーンゴムを成型しているクリーンルーム、お客様にごひいきにしていただき、相変わらず好調に稼働しています。従業員も室温が低く労働環境がいいこともあり、離職率が大変低く管理者としても助かっています。

安全講習と筆記試験

投稿日時 2017/10/28 13:20

 SOMPOタイランド社がサポートする安全講習を弊社にても実施しました。
 RIKENのあるアマタナコーン工業団地は朝夕と残業終了時の夜8時頃、通勤のバイクと車で混雑します。事故を見かけたことも1度や2度ではなく、弊社の従業員も工場のそばで事故をしたことが何度もあります。

Work Change

投稿日時 2017/09/05 10:32

 本日は約半年ぶりとなるWork Change。男性スタッフ、女性スタッフの仕事を交替し、それぞれの技術について学ぶという工場内の取り組みです。

⇒前回の記事はこちら


 この取り組みには様々な狙いがありますが、その一つとして社内のコミュニケーションの向上が挙げられます。教える側、教わる側が相互に言葉を交わし、ミッションである「独力で1サイクルを行う」を達成せねばなりません。
 


 またお互いの作業の大変さを理解し合うことで、不要な人間関係の軋轢を生みださないようにします。オフィスでも工場でも、ほんのささいなことから人間関係が崩れ、納期対応や品質に影響してしまうことがあります。



 今月RIKENでは試用期間(4ヵ月)のスタッフがゼロになり、全員が正社員となりました。スタッフの出入りの激しいアマタナコン工業団地において、従業員の安定・離職率の低減には稼働当初から苦心してきました。一時はあきらめそうにもなりましたが、こういった一つ一つの取り組みを積み重ね、職場のいい雰囲気づくりをしていきます。工場見学の際は是非スタッフにもお声をおかけください。

工業用ゴムの製作現場

投稿日時 2017/08/26 10:56

 当ブログではシリコーンゴムの記事が多いのですが、本日は工業用ゴム製品の製作現場をご紹介します。
 主に建機部品の防振ゴム、グロメット、ブッシング、キャップ等を生産しています。画像の製品は建機と色を合わせたクロロプレンゴムのキャップです。


 工業用ゴムの種類はCR、SBRがメインで、その他EPDMやNRを使用しています。いずれもエンドユーザー様の厳格な独自規格をクリアーし承認されている材料で、かつ受入時に常態物性対候性等の検査を行って初めて生産が開始されます。

 一方クリーンルームではシリコーンゴムのみを使用しており、写真のように工業用ゴム成型現場とは完全に隔離された状態で清浄度を保っています。

 ご興味がおありでしたら、是非一度工場をご訪問下さい。従業員一同お待ちしております。

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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

工場のKAIZENと高脂血症に苦悩するゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

 本日は新規分野のシリコーンゴム製品の試作。寸法に非常に厳しい製品で、バリをいかに薄くするか、脱型をいかに効率的に行うか、等お客様とともに条件出しを行いました。
 お客様がエンドユーザー様と詳細を打合せして下さっており、課題を解決することができました。ありがとうございます!


 今月末には同分野の製品がもう1点、医療用途の製品の試作が1点、来月初めには新規分野の試作がさらに1点と試作・研究が目白押しです。様々な分野のお客様から頼られるのはありがたいことで、一つ一つ課題を克服していくようにします。製品が違うと必要とされる考え方も大きく変わってきますので、各製品ごとに1年生のつもりで臨みます。


 今回は金型の定期メンテナンスを行いました。表面のわずかな傷も黒点も許容されないシリコーンゴム製品がありますが、その金型はゴムの内部に含まれる不純物離型剤等によりどうしても汚れてきます。
 今回はテイクロ様の超音波洗浄機秘密の薬剤にて洗浄を行いました。


「金型を制する者は、ゴム成型を制す。」
RIKENのスタッフは、金型に特に気をつけています。
 また見た目がキレイな金型で成型することはスタッフのモチベーションがキープできるうえ、それがひいては製品の品質にも影響します。
 クリーンルームでの成型でもちろん品質は向上しますが、最も大事なものは(=ものづくりに対する心掛け)ではないかと考えています。

 各業界の要求水準は年々厳しくなっています。現在では先進的な「クリーンルームゴ×ゴム成型」10年後にはスタンダードになっているかもしれません。その際にRIKENが後発よりはるか先にいられるよう、ハードではなくソフトを強化していきます。


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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

スタッフの教育マシーンと化したゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

ミス&リカバー

投稿日時 2017/07/20 20:07
まさかのミス!
まさかのミス!

 量産品の初納入のまさにその日、お客様からの急な仕様変更がありました。金型メーカー様の協力で異常なスピードで金型を仕上げていただき、ギリギリのバトンをつなぎ、わずか3日程度で新形状が完成しました。
 しかし喜びもつかの間。納入した部品でまさかのミス発覚!お客様が膝から崩れ落ちた瞬間でした。(実話)
 今回のブログはこの絶望地点からのお話です。


「計画通りの生産は絶望的…」
「さすがにもう無理…」
「絶対に間に合うはずがない…」

Sawaseを含め、関係者の胸中にはあきらめの言葉がよぎった。
ただ一人を除いて。


 平岡タイランド金型設計士K。彼は午後3時にその連絡を受けるや否や、すぐさま作業に取り掛かった。ある事情から彼の姿勢には鬼気迫るものがあった。
 驚くような速さでCAD、CAMを仕上げ、午後8時にはマシニングセンタに鋼材を取り付けた。翌日12時に仕上がりを確認し、磨き作業に取り掛かった。午後3時には金型が完成彼への一報から24時間の出来事であった。


 金型の形状を自身の目で確認したあと、彼を支えるスタッフが下山。ちょうど3連休の前日夕方で各地が渋滞するなか、4時間かかってふもとのワンノイに到着。(左図の水色、距離にして約230km)
 そこには上記同様に帰省ラッシュの渋滞のなか北上したどり着いたSawaseが待ち構えていた。(左図の緑字、距離にして約150km)
 二人が笑顔で金型を交換したとき、時刻は夜9時を回っていた。


 ここからはRIKENの出番、たった一つのミスさえ許されない緊張感のなかバトン(金型)を受け取り、わずかな時間で承認用サンプルの作成ブラスト・メッキをする必要があった。
 事前に熱板を十分に温めたプレス機ですぐに取り付け⇒成型、仕上がり具合を確認すると、製品をオーブンに入れ二次加硫を行う。
 その後は寸法の安定が確認できる程度に自然に冷まし、寸法検査に入った。


 寸法検査の結果は、合格!重要寸法、管理寸法、仕様変更箇所にて、すべてのキャビティで合格が確認された。そのとき、時刻は午前5時になっていた。


 夜が明けしばらくすると、休日出勤で急遽対応して下さることになったテイクロ様にて、ブラストメッキを依頼。社員の方すらまだ出社していなかった。
 わずか1時間半の待ち時間ですべてが完了し、量産態勢が整う。午前11時にはRIKENに戻り、同様に温めていた熱板にすぐさま取り付け、量産が開始されました。


 締めにはお客様自身がわざわざRIKENに来られ、量産性の確認即日部品承認を行う。幸い今回のリカバリーでは予期せぬミスは一つも起こらず、針の穴を通すような方法ではあったがギリギリで課題をクリアーすることができた。

 今回の一件で、サプライヤー様お客様の両方に支えられている状態であることを再認識。このチームワークがあればどんな状況でも挽回できるが、願わくば次回はミスなく自宅のベッドでぐっすりと寝られるようにしたいものだ。

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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

技術ではなく脚で勝負になってきている、ゴムメーカーの管理者

クリーンルーム内作業視察

投稿日時 2017/06/22 13:42

 本日もクリーンルームフル稼働しております。おかげさまで生産は好調に続き、様々な不良品対策を施しながらなんとか安定供給が実現できています。
 今回お客様が急遽視察と見学にお越しになることになり、従業員一同いつも通りでお出迎えいたしました。


⇐こちらはクリーンルーム専用ゴム手袋
一切のホコリが許容されないこの業界では、必須アイテムともいえるでしょう。


 お客様からはお褒めの言葉だけでなく、深い経験から来るアドバイスやご指摘もいただいております。弊社が井の中の蛙にならぬよう、広くアドバイスを取り入れさらなる品質の向上と安定を目指します。
 今月末には2製品の立ち上げ、来月中頃には新分野の試作、来月下旬には化粧品関係の試作、と楽しい課題が山積しています。すべてうまく行くといいのですが。

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HPのKAIZEN活動に毎日邁進するゴムメーカーの管理者
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24時間稼働達成

投稿日時 2017/06/01 19:38

 2013年の稼働開始から、24時間稼働は一つの目標でありました。お客様の生産が好調なことも追い風となり、工業用の黒ゴム、食品・医療用の白ゴムともに24時間稼働となりました。


ショーウィンドウにも彩りが
ショーウィンドウにも彩りが

 2017年の現在まで4年が経過しましたが、その間には減産による生産調整もあり、クリーンルームもほんの少しの生産での稼働開始までに2年近くかかりました。ホームページからの問合せも閑古鳥な日々が続きました。
 しかし、現在はごひいきにして下さるお客様や、忍耐強く辛抱してくれた役員会のおかげでフル稼働となりました。


金型検査
金型検査

 本日はお客様からの金型検査がありました。お客様も弊社の生産環境や品質をご覧になって満足されていたように思いますが、まだまだ改善すべき点は残されています。


 
 
 

 24時間稼働に伴い、残業や休日出勤の割合が増えてきています。安全には万全の備えをしたうえで、お客様への供給責任を果たすように努めてまいります。

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HPのKAIZEN活動に毎日邁進するゴムメーカーの管理者
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日本出張

投稿日時 2017/05/29 18:38

 久々の更新となりました。先週は日本出張でした。
 普段お世話になっているお客様へのご挨拶、そして親会社で技術を学んできました。


 親会社の関西理研ゴムではクリーンルーム(10k)があり、清浄度の高い環境でシリコーンゴムの成型を行っています。RikenTechnology(Thailand)でも同様のクリーンルームがありますが、随所にKAIZENが見られ本社の方が一歩先へ行っています。
 長年勤めている現場の皆さんの技術力、そして営業努力により生産は好調のようです。



 普段メールのみでのやり取りとなる日本のお客様のところにお邪魔し、Face to Faceで生産状況の報告や今後の改善点に関するご相談等を行ってまいりました。
 世の中技術が進歩し、異国にいながらにしてタイ工場の様子をタブレット端末からライブで見られるようになっています。元は危険作業防止の為に導入した防犯カメラですが、お客様のところで便利にはたらく優秀な営業ツールとなっています。

次回予告

【祝・24時間稼働達成!】
5月、6月と全設備フル稼働を達成する見通しです。

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General Manager Mr. Sawase

HPのKAIZEN活動に毎日邁進するゴムメーカーの管理者

ソンクラーン明け

投稿日時 2017/04/28 16:31
条件出し
条件出し

 新製品のシリコーンゴム部品の量産品立ち上げで、クリーンルームは大変慌ただしい状態です。
 新規の製品が2点、マイナーチェンジが1点です。本社からの応援もあり、無事条件出しが出来ました。

 グロメットや防振ゴムなど工業用ゴムの需要増も重なり、オフィス・現場ともにすべての部署がフル稼働しています。
 従業員にはフルで残業をしてもらっていますが、体調を崩してしまっては元も子もありません。フル稼働も体調管理に気を配りながらでなければいけませんね。

 10kクラスのクリーンルームシリコーンゴムを成型している工場はそう多くありません。最近ようやく様々なお客様に認知いただき、お問合せがいただけるようになりました。


ソンクラーン前の大掃除
ソンクラーン前の大掃除

 クリーンルームだけでなく、工場全体をキレイに保つよう心掛けています。タイではお掃除さんに任せきりの工場も多いですが、RIKENでは全従業員で掃除を行っています。
 掃除の内容についても従業員が自分達で考え、人員を配置して行っています。
 工場にいらしたすべてのお客様から「キレイな工場ですね」と言っていただけるよう、従業員一同精進します。

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