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Web担当者のSawaseから、弊社RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)(以下RIKEN)の強みについてお話しさせていただきます。
1 企画・打ち合わせ
HPをご覧になったお客様からのお問い合わせ・ご要望には素早く対応しております。(メールでのお問合せでも30分以内にはご返答しております。)タイでは一つの案件の打合せに数日~数週間かかることがあります。「担当者に再度確認をしてからご連絡を…」等で中継地点としての営業スタイルが多いためです。
その点、私たちは生産工場ですのでその場で直接対応・決定ができます。スムーズな対応で現在もお客様から高評価をいただいております。
日本人担当者同士の詳細打合せだけではありません。実務をされるタイ人スタッフの方ともコミュニケーションを十分に取り、お客様の社内での調整が円滑に進むよう対応します。
2 素材調達
材質・硬度・物性等、お客様のご要望に添った材料を即時に調達いたします。
材料は主にタイ国内のゴムコンパウンダ―様(数社)と取引させていただいており、それぞれの得意分野を生かすことによりすべてのゴム材料、および詳細な物性調整を可能にしております。
現在使用しているゴム材料はCR,SBR,シリコーンゴムをメインとし、EPDM、NR等も一部使用しております。
なお弊社ではゴム材料のB練りは行っておりません。これにより異物の混入を防ぎ工場内を清潔な環境に保っています。
3 材料試験
他社に例をみないほどの充実した試験設備。オゾン老化試験機、熱老化試験機、浸漬試験機(耐油試験)、加硫試験機、引張・伸び・引裂き試験機、圧縮永久ひずみ試験機…
「ここまでするの!?」
お客様から驚きと満足のお声を多数いただいております。
4 金型手配
私たちのゴム型物製品、「出来具合は金型で99%が決まる」「金型を制するものはゴム成型を制す」と言われております。良質な金型を調達することは、ゴムメーカーの生命線とも言えます。
弊社ではタイの日系ゴム金型メーカーと提携しています。日々打合せし取引を繰り返すなかで、
・洗練されたゴム金型を
・リーズナブルな価格で
・迅速な納期で
調達することが可能になりました。
例えば食い切りを最小限にし、0.05mm以下が実現しました。
(Oリング規格の上からCS、S、Nの3等級で、一番上のCSの精度を超えています。)
製品の形状により金型の構造が変化し、加工時間もそれぞれであるため納期は一概には言えませんが、通常であれば2-3週間で調達できます。
1ヶ取の試作は特に早く、最短記録では図面到着から8日でサンプル品を日本に到着させ、「日本で調達するより早い!」とお客様を驚かせたことがあります。
関西理研ゴムおよびRikenTechnology(Thailand)のスタッフは全員金型に詳しく、お客様の設計・開発部の方とすぐに技術的な打合せができる点において、同業のコンペチタ―よりも一歩前に出ています。
5 ゴム成型
本社関西理研ゴムが長年培ってきたゴム成型のノウハウ・技術力を武器に、ゴム製品にはつきもののNGを最小限に留めます。
一人1-2台を担当マシンとし、丁寧にものづくりをし品質と生産数量の安定を実現しています。
6 仕上げ・検査
検査は検品スタッフによる全数検査。
拡大鏡を使いバリ残り、キズ・黒点などをチェックします。
医療用・食品用の品質基準は一般工業用途のゴム部品よりもさらに厳しい内容です。お客様にご安心いただくために、不良品が流出しないシステムを構築しています。
お客様の要望により、画像測定機(KEYENCE IM-6225)による寸法検査を行っております。
工業用、食品用、医療用、精密部品用と用途は様々で、それぞれの製品で寸法の公差・検査基準があります。弊社では最新の画像投影機により1,000分台までの測定に対応しております。
7 出荷
RIKENの強み
ゴム部品の打合せ・お取引の流れは以下のようになっております。
・パーティングラインの位置
・製品の脱型
・量産型の取数の設定
・製品生産のキャパシティとサイクルタイム
・試作・量産までのスケジュール管理
・金型の製作納期調整
・加硫剤の選定