ゴムブログ

パイプ状のシリコンゴム

久々の更新となりました。
年始からおかげさまで忙しく飛び回っています。
今回はスライス加工の平パッキンを製造させていただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。
まずは右図のような、パイプ状のシリコンゴムを成型します。

スリット済みの製品

シリコンゴムのパイプを専用の機械でスリット加工します。
スリット加工のメリットとしては次のものが挙げられます。
1　単価が安い
2　納期が早い
3　パーティングラインがない

祭壇

新年明けましておめでとうございます。
昨年は取引先の各社の皆様に助けていただいた感謝の一年となりました。

今年はお客様により一層喜ばれる対応を目指し、また労働環境がより充実した工場となるよう努めます。

礼拝朝礼

写真は今年からの新たなる取り組み、礼拝朝礼です。
タイ人スタッフの信仰心の高さに応える形で、祭壇清掃、礼拝、供物、朝礼、訓示を全て一体にしたミーティングを行います。
従業員一同、心を一つにして高品質な製品作りを目指します。

仕込み材料

短納期の試作にチャレンジしています。
今回は試作を図面を頂戴してから8日で日本にサンプルを送ることができました。
（前向きな徹夜は楽しいものですね！）

試作用プレス成形機

スムーズに試作を製作するために、今回様々な協力企業様のサポートをいただきました。

今回東奔西走する形になりましたが、サプライヤーの皆様のサポートのおかげでビジネスが成り立っているということを実感しました。

試験機校正

引張試験機の校正を試験機メーカーに依頼しました。
すべての試験機を定期的に校正し、お客様に信頼性の高いデータをお出しできる態勢を整えています。
（M&K様撮影協力ありがとうございました！）

シリコーンゴムの試作

　本日はシリコーンゴムパッキン部品の試作をしました。
　ゴムを加硫し実際に形にしてみて、図面ではわからなかった部分の問題点が明らかになることがあります。
　RikenTechnology(Thailand)では200角-1ヶ取の小さな金型で安価に試作をすることができます。図面が上がりましたら、ぜひ一度お試し下さい。

コアー部分

ゴムのプレス金型は消耗品です。
プレスすればするほどさまざまな影響が出てきます。
摩耗・サビ・型ずれなど、サイズや材質・形状ごとにパターンがいくつもあります。

中板部分

RikenTechnology(Thailand)では、お預かりしている金型を定期的に確認しメンテナンスしています。
一つの製品を長く・安定的に供給するために、細心の注意を払いながら加工しています。

最新型画像測定機

お客様の要望で画像測定機による寸法検査を行っております。
工業用、食品用、医療用、精密部品用と用途は様々で、それぞれの製品で寸法の公差・検査基準があります。弊社では最新の画像投影機により100分台までの測定に対応しております。

QCミーティング

週に１度のQCミーティングです。
各現場の問題点を報告しあい抽出し、対策を検討します。

QCミーティング2

現場の声は各工程の要領・品質・モチベーション等様々な要素に関わってきます。
タイ人ローカルスタッフも積極的に意見を出してもらえるような環境づくりを考える必要があります。

月例棚卸

月例棚卸の様子です。
タイは日本と比べ、在庫管理に厳しい基準を求められます。
会計監査員（オディター）の指導、税務署への提出書類等、膨大かつ正確な資料を準備する必要があります。
しかし、周辺工場で棚卸が成功しているところは少なく、聞き取りでは90％以上の工場は何らかの問題を抱えています。

計数治具

弊社でもシリコンゴム、工業用ゴムの在庫（完成品、未完成品、材料コンパウンド）が多く存在し、様々な工夫をし棚卸を行っています。
写真のような治具を製作し、100ヶを正確に測ります。主に自動車部品工場で行われている方法を取り入れ、実施しています。