RIKEN Q&A
Q1. RikenTechnology(Thailand)の販売はタイ国内向けですか?日本向けですか?
A1. タイ国内向け、日本向け両方とも承ります。
日本向けの場合、1パレット以内の小ロットであれば【RIKENタイ⇒お客様】に直接販売させていただきます。
大ロットの場合、提携商社の株式会社内村・タイ現地法人Uchimura(Thailand)Co.,Ltd.に協力してもらい発送いたします。
右図をご参照下さい。(画像クリックで拡大表示)
Q2. ゴム材料の調達は日本から?タイから?
A2. タイローカルサプライヤー様より調達しています。
最終納入先様ご指定の工業規格を満たすようタイ材料を試験し改良を重ねた結果、日本材に劣らぬ物性の材料の調達が可能になりました。引張、伸び、硬度、比重、加硫、熱老化、耐候性等の各項目で基準を満たすゴム材料を使用しております。
シリコンゴムに関しては日本で使用しているものと同じ銘柄をタイで調達しております。(主に信越シリコーン社のKEシリーズを使用しております)
お客様との打合せを経て材料を決定させていただきますので、ぜひご相談下さい。
Q3. 金型の調達は日本から?タイから?
A3. タイ・日本両方から調達しています。
タイのサプライヤー様(タイローカル・日系)にお願いしています。ただし、特注のものは関西理研ゴム本社が推薦する金型メーカー様(日本)より輸入しております。
製品の金型は通常お客様にお買取りいただいております。
例)
1 金型費(管理費含む)=150,000THB
2 製品単価=9.00THB、1,000個/1Lot
のようなお見積書を提出いたします。
Q4. 手元の現物だけしかありません、図面がなくても製作できますか?
A4. 現物だけでお見積りできます。
本社に現品を送付後、投影機等の設備で寸法・形状の解析を行います。
材料についても用途等をもとにご相談させていただきます。
Q5. プラスチックとゴムのアッセン部品もできますか?
A5. 現状では、製品のうちゴム部分のみ対応させていただきます。
お客様のご指定のプラスチックメーカー様、またはアッセンブリ会社様に製品をお送りいたします。
将来的には弊社クリーンルーム内でのアッセンブリも視野にいれております。
Q6. ゴム硬度の公差はどのくらいですか?
A6. 一般工業用ゴム規格JIS6253に準拠し、Hs=±5で設定しております。
ゴム業界において、硬度に関する問題はしばしば起こります。 お客様のご要望がありましたら、より厳格な±3に抑えることもできます。
ご希望のお客様には出荷ロットごとにHs確認用の大型試験片を提出いたします。
Q7. シリコンゴムの二次加硫の条件は?
A7. 200℃×4時間で対応しております。
Q8. 食品衛生法適合ゴム材料の証明書は発行できますか?
A8. 可能です。日本の検査機関に発行を依頼します。
まずはご指定の条件でサンプル材を作成し、試験片およびBコンパウンドを日本の検査機関に送ります。
試験期間や試験費用は内容により異なりますので、お問合せ下さい。
Q9. ゴムシートの製作はしていますか?
A9. 対応しております。
協力企業からの調達により可能となりました。
詳細はゴムシートのページをご覧ください。
Q10. 耐電用ゴムは製作できますか?
A10. 可能です。弊社ゴム材料サプライヤー様社内および委託先にて試験可能。
変圧器関連の設備では、耐電性を重視したゴムが使われます。
基本的にすべてのゴム材料は高い耐電性を持っていますが、なかでもブチルゴム、EPDM、H-NBR、シリコーンゴム等が電線被膜や変圧器関連で使用されます。
弊社では協力サプライヤーにて耐電試験を実施したうえ、試験データを提出させていただきます。
Q11. 長いゴムチューブは製作できますか?
A11. 残念ながら押出機の設備がないためできません。
押出機があればチューブ等の長物が製作できますが、また違ったノウハウが必要になってきます。
例外的に、100mmを超えない比較的短めのものであれば製作は可能です。この場合、押し出し機ではなく直圧の成型機を使用します。
Q12. ゴムの二次加工はできますか?
A12. 可能です。
切削、裁断、識別色付加等、様々な加工に対応しております。ご相談下さい。
Q13. ゴム製品のカットもの(輪ゴム等)は可能ですか?
A13. 可能です。
輪ゴムのような平たい簡単な形状のものでしたら、スリット加工をおすすめします。
ゴムのスリット加工とは改造旋盤のようなもので、マンドレルという中芯にパイプ状の製品を入れ、回転させているところにカッターの刃を突っ込んで切断していく加工のことです。
構造だけ説明すると単純に聞こえるかもしれませんが、使いこなすには専用の技術とノウハウが必要です。
マンドレル(中芯)の径の設定、高速・中速・低速の調整、刃の挿入速度とサイクルの設定、指定公差のクリア可否判断、厚みによる刃の逃げ、回転による刃のビビり等々。
Q.14 製品の寸法測定はどのようにしていますか?
A14. 最新鋭の画像測定機にて検査しております。
外径最大φ200mmまで、寸法精度100分台まで、測定可能な最新型画像測定機を導入しております。
お客様にご安心いただくため、品質には細心の注意を行っております。
Q.15 Oリングの規格品はできますか?
A15. 可能です。
金型を製作のうえ対応させていただきます。小ロットの場合は金型の取数を調整しコストダウンすることもできます。
Q.16 もしもし、RIKEN(THAILAND)さんですか?
A16. 違います。
Q.17 もしもし、RIKENTECHNOSさんですか?
A17. 違います。
このページを書いた人
RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase
HPのKAIZEN活動に毎日邁進するゴムメーカーの管理者