医療用・食品用シリコーンゴムのメーカー【RikenTechnology(Thailand)】

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医療用ゴム製品および工業用ゴム製品の成型工場【RikenTechnology(Thailand)】
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クリーンルームフル稼働

投稿日時 2018/10/16 12:17

 今月は複数のお客様からそれぞれ大量にオーダーをいただき、クリーンルームもフル稼働で生産を続けています。


 特殊な製品に関しましては自社でも練りを行います。ポリマーと架橋剤の組み合わせにより、様々な機械特性コストパフォーマンスを実現することが可能となります。


 本社からも応援が到着し、大量生産ラインの安定と効率化および安全性の確認を行っております。日本もゴム成型メーカー各社は仕事であふれているということで、ここ数ヶ月が正念場となりそうです。


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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

東北地方イサーン人の気質について研究を開始したゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

社員旅行2018

投稿日時 2018/08/17 13:33

 社員旅行2018に行ってまいりました。
今回はバンコクのミンブリにあるサイアムパークシティ(通称スワン・サヤーム)です。

※サイアムパークシティについてはこちらのページが詳しいです。
http://nico2-labo.com/scoop/5505/


 遊園地とプールの複合施設で、それぞれのクオリティが想像以上でした。

絶叫系:
ジェットコースター
上空から落下するイスごと落下するバンジーのようなもの(名前不明)
ウォータースプラッシュ

ほのぼの系:
メリーゴーランド
船が振り子のように揺れるアレ(写真参照)

子供向け:
スワンボート等

スライダー:
かなりの高さから猛スピードで落としてくれる長距離スライダー
子供向けゾーンとスライダー各種



 工場への帰り道にはビュッフェで食事!
 タイでは従業員のスタッフも参加可能な場合があります。今回は弊社でもそれを取り入れ、2名の三歳の子が参加してくれました。

 今回の旅行でリフレッシュして、これからの24時間稼働を皆で乗り越えましょう!


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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

4ヵ月ぶり今年三度目の入院をしたゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

クリーンルームフル稼働

投稿日時 2018/05/05 14:32
クリーンルーム内の成型風景

 おかげさまで多くのお客様からのお問合せ・ご注文をいただき、クリーンルーム内のシリコーンゴム成型はほぼ休み無しのフル稼働となっております。
 平素からご愛顧いただいているお客様、並びにゴム関係でお問合せを下さるすべての皆様に厚く御礼申し上げます。



色差限度見本での検査

 ゴム成型も多業種同様に奥が深く、新しい製品でのトライアンドエラーの連続です。「失敗の積み重ね=ノウハウ」であると信じ、これからもお客様との連絡を密に開発をお手伝いしていきたいと思います。
 クリーンルーム内のシリコーンゴム成型がご好評につき、クリーンルームの増築を検討しています。新しいご注文にもスムーズに対応できますので、どしどしお問合せのほどよろしくお願い致します。


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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

高脂血症で指からドロドロの血が出て日々苦悩するゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

定年退職祝い

投稿日時 2018/03/15 14:57

 シリコーンゴムの部品を納入させていただいているお客様の、定年退職のお祝いに行ってまいりました。タイへの進出がかなり早いお客様で、購買マネージャーのY氏はなんと勤続38年
 38年間で一番楽しかったことは?一番苦労した点は?等色々とお伺いしてきました。彼女は「周囲に支えられてすごく幸せだったわ、スタッフも長い人ばかりでまるで家族のよう。」とお話しされていました。


 タイでは転職が多いがように思いますが、38年間続いてきた秘訣は?と聞くと、「それは世代の違いね。私たちの世代はコツコツ真面目に働くのが普通だったけど、新世代は気軽にインターネットで物を売ったりできるので。」と世代間の違いで説明。ううむ、ごもっとも。
 K社のY様、38年間お疲れ様でした!

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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

新製品の立ち上げに戦々恐々としている中間管理職
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

ゴムブログ再開します

投稿日時 2018/03/10 13:36

 ゴムブログ、再開いたします。
 サーバーとドメイン移転の問題で今後の運営をどうしようか考えているうちに長い時間が経ってしまいました。
 工場のほうは順調に改善活動が進み、特に最近では自主的にスタッフが改善案を提言してくれるようになりました。


 シリコーンゴムを成型しているクリーンルーム、お客様にごひいきにしていただき、相変わらず好調に稼働しています。従業員も室温が低く労働環境がいいこともあり、離職率が大変低く管理者としても助かっています。

安全講習と筆記試験

投稿日時 2017/10/28 13:20

 SOMPOタイランド社がサポートする安全講習を弊社にても実施しました。
 RIKENのあるアマタナコーン工業団地は朝夕と残業終了時の夜8時頃、通勤のバイクと車で混雑します。事故を見かけたことも1度や2度ではなく、弊社の従業員も工場のそばで事故をしたことが何度もあります。

Work Change

投稿日時 2017/09/05 10:32

 本日は約半年ぶりとなるWork Change。男性スタッフ、女性スタッフの仕事を交替し、それぞれの技術について学ぶという工場内の取り組みです。

⇒前回の記事はこちら


 この取り組みには様々な狙いがありますが、その一つとして社内のコミュニケーションの向上が挙げられます。教える側、教わる側が相互に言葉を交わし、ミッションである「独力で1サイクルを行う」を達成せねばなりません。
 


 またお互いの作業の大変さを理解し合うことで、不要な人間関係の軋轢を生みださないようにします。オフィスでも工場でも、ほんのささいなことから人間関係が崩れ、納期対応や品質に影響してしまうことがあります。



 今月RIKENでは試用期間(4ヵ月)のスタッフがゼロになり、全員が正社員となりました。スタッフの出入りの激しいアマタナコン工業団地において、従業員の安定・離職率の低減には稼働当初から苦心してきました。一時はあきらめそうにもなりましたが、こういった一つ一つの取り組みを積み重ね、職場のいい雰囲気づくりをしていきます。工場見学の際は是非スタッフにもお声をおかけください。

工業用ゴムの製作現場

投稿日時 2017/08/26 10:56

 当ブログではシリコーンゴムの記事が多いのですが、本日は工業用ゴム製品の製作現場をご紹介します。
 主に建機部品の防振ゴム、グロメット、ブッシング、キャップ等を生産しています。画像の製品は建機と色を合わせたクロロプレンゴムのキャップです。


 工業用ゴムの種類はCR、SBRがメインで、その他EPDMやNRを使用しています。いずれもエンドユーザー様の厳格な独自規格をクリアーし承認されている材料で、かつ受入時に常態物性対候性等の検査を行って初めて生産が開始されます。

 一方クリーンルームではシリコーンゴムのみを使用しており、写真のように工業用ゴム成型現場とは完全に隔離された状態で清浄度を保っています。

 ご興味がおありでしたら、是非一度工場をご訪問下さい。従業員一同お待ちしております。

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General Manager Mr. Sawase

工場のKAIZENと高脂血症に苦悩するゴムメーカーの管理者
ご連絡先:092-250-0166 (タイ国内から)

 本日は新規分野のシリコーンゴム製品の試作。寸法に非常に厳しい製品で、バリをいかに薄くするか、脱型をいかに効率的に行うか、等お客様とともに条件出しを行いました。
 お客様がエンドユーザー様と詳細を打合せして下さっており、課題を解決することができました。ありがとうございます!


 今月末には同分野の製品がもう1点、医療用途の製品の試作が1点、来月初めには新規分野の試作がさらに1点と試作・研究が目白押しです。様々な分野のお客様から頼られるのはありがたいことで、一つ一つ課題を克服していくようにします。製品が違うと必要とされる考え方も大きく変わってきますので、各製品ごとに1年生のつもりで臨みます。


 今回は金型の定期メンテナンスを行いました。表面のわずかな傷も黒点も許容されないシリコーンゴム製品がありますが、その金型はゴムの内部に含まれる不純物離型剤等によりどうしても汚れてきます。
 今回はテイクロ様の超音波洗浄機秘密の薬剤にて洗浄を行いました。


「金型を制する者は、ゴム成型を制す。」
RIKENのスタッフは、金型に特に気をつけています。
 また見た目がキレイな金型で成型することはスタッフのモチベーションがキープできるうえ、それがひいては製品の品質にも影響します。
 クリーンルームでの成型でもちろん品質は向上しますが、最も大事なものは(=ものづくりに対する心掛け)ではないかと考えています。

 各業界の要求水準は年々厳しくなっています。現在では先進的な「クリーンルームゴ×ゴム成型」10年後にはスタンダードになっているかもしれません。その際にRIKENが後発よりはるか先にいられるよう、ハードではなくソフトを強化していきます。


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General Manager Mr. Sawase

スタッフの教育マシーンと化したゴムメーカーの管理者
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ミス&リカバー

投稿日時 2017/07/20 20:07
まさかのミス!
まさかのミス!

 量産品の初納入のまさにその日、お客様からの急な仕様変更がありました。金型メーカー様の協力で異常なスピードで金型を仕上げていただき、ギリギリのバトンをつなぎ、わずか3日程度で新形状が完成しました。
 しかし喜びもつかの間。納入した部品でまさかのミス発覚!お客様が膝から崩れ落ちた瞬間でした。(実話)
 今回のブログはこの絶望地点からのお話です。


「計画通りの生産は絶望的…」
「さすがにもう無理…」
「絶対に間に合うはずがない…」

Sawaseを含め、関係者の胸中にはあきらめの言葉がよぎった。
ただ一人を除いて。


 平岡タイランド金型設計士K。彼は午後3時にその連絡を受けるや否や、すぐさま作業に取り掛かった。ある事情から彼の姿勢には鬼気迫るものがあった。
 驚くような速さでCAD、CAMを仕上げ、午後8時にはマシニングセンタに鋼材を取り付けた。翌日12時に仕上がりを確認し、磨き作業に取り掛かった。午後3時には金型が完成彼への一報から24時間の出来事であった。


 金型の形状を自身の目で確認したあと、彼を支えるスタッフが下山。ちょうど3連休の前日夕方で各地が渋滞するなか、4時間かかってふもとのワンノイに到着。(左図の水色、距離にして約230km)
 そこには上記同様に帰省ラッシュの渋滞のなか北上したどり着いたSawaseが待ち構えていた。(左図の緑字、距離にして約150km)
 二人が笑顔で金型を交換したとき、時刻は夜9時を回っていた。


 ここからはRIKENの出番、たった一つのミスさえ許されない緊張感のなかバトン(金型)を受け取り、わずかな時間で承認用サンプルの作成ブラスト・メッキをする必要があった。
 事前に熱板を十分に温めたプレス機ですぐに取り付け⇒成型、仕上がり具合を確認すると、製品をオーブンに入れ二次加硫を行う。
 その後は寸法の安定が確認できる程度に自然に冷まし、寸法検査に入った。


 寸法検査の結果は、合格!重要寸法、管理寸法、仕様変更箇所にて、すべてのキャビティで合格が確認された。そのとき、時刻は午前5時になっていた。


 夜が明けしばらくすると、休日出勤で急遽対応して下さることになったテイクロ様にて、ブラストメッキを依頼。社員の方すらまだ出社していなかった。
 わずか1時間半の待ち時間ですべてが完了し、量産態勢が整う。午前11時にはRIKENに戻り、同様に温めていた熱板にすぐさま取り付け、量産が開始されました。


 締めにはお客様自身がわざわざRIKENに来られ、量産性の確認即日部品承認を行う。幸い今回のリカバリーでは予期せぬミスは一つも起こらず、針の穴を通すような方法ではあったがギリギリで課題をクリアーすることができた。

 今回の一件で、サプライヤー様お客様の両方に支えられている状態であることを再認識。このチームワークがあればどんな状況でも挽回できるが、願わくば次回はミスなく自宅のベッドでぐっすりと寝られるようにしたいものだ。

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RIKENTECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.
General Manager Mr. Sawase

技術ではなく脚で勝負になってきている、ゴムメーカーの管理者

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